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世界遺産のカサ・ミラというマンションには、普通の市民が住んでいる

カサ・ミラはモデルニスモ建築が並ぶグラシア通りにある

カサ・ミラは数々のモデルニスモ建築が並ぶグラシア通りの一角にあります。グラシア通りが数々の世界遺産が並ぶ通りだと聞いて文化的で牧歌的なイメージを漠然と抱いていた私には、一見驚くほど普通の都市の通りに見えました。カジュアルなものからハイクラスなブランドのショップ、都会的でお洒落なカフェ、昼から人で賑わうBARやレストランが立ち並ぶ。そんなごくありふれた風景の中でこそ一際異彩を放つ、ラ・ペドレラ(石切り場)を愛称として親しまれるその建物がカサ・ミラでした。

カサ・ミラには曲線に囲まれた異様な優しさがある

バルセロナ郊外にあるモンセラットの奇岩をモチーフにして、地中海の波打ったインスピレーションを加えたその建物の外観は、見る物を圧倒します。おそらくその最も単純な理由は、四角く直線的な構造をした現代風のビルの中で、カサ・ミラだけが曲線に囲まれた異様な優しさを醸し出していたからではないでしょうか。建物に圧倒され見上げていて気がつかなかったのですが、よく見ると内部見学ツアーの一階チケット売り場で長蛇の列が待っていました。しかしそこはガウディ晩年の心髄に少しでも触れるため、真夏のバルセロナでも我慢して列に並びました。

さらに驚いたのは、中に入って知った事実。1894年にユネスコ世界遺産に指定されているような重要文化財にも関わらず、実はこのカサ・ミラというマンションには今でも普通に4世帯の市民が生活しており、彼らの居住スペースは当然見学できないんです。世界遺産の中に普通に人を住まわせるなんて、いかにも陽気で適当なラテン気質を垣間見た気がしました。


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[ 2012/09/03 ]
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